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【プロに聞く|業態別ワイン&グラス選び】 第1回 和食編 〜太田賢一ソムリエ インタビュー〜

【プロに聞く|業態別ワイン&グラス選び】 第1回 和食編 〜太田賢一ソムリエ インタビュー〜

最終更新日 投稿
寿司、天ぷら、焼き鳥――日本を代表する食文化は、世界の美食家を魅了しています。これらにワインを合わせるなら、どんな種類がふさわしく、どのグラスを選ぶべきなのでしょうか。
長年にわたり国内外の名店で経験を積み、現在は株式会社Somm-rize CEOとして活動する太田賢一ソムリエに、和食業態ごとの最適なワインとグラスについて伺いました。

寿司:「シャンパーニュ、フルーティーな白、そしてピノ・ノワール」



「寿司にはやっぱりシャンパーニュ。それからフルーティーな白、そして華やかなピノ・ノワール。この3つがあれば十分に世界が広がります。」と太田氏は語ります。 白ワインならシャブリやリースリングなど、酸がしっかりしていて口中をリフレッシュするものが理想的。赤ではブルゴーニュやオレゴンのピノ・ノワールが特におすすめです。
「醤油やみりんを使った寿司の味わいにも寄り添えるし、近年はオレゴンや南アフリカのピノもバランスが良くて魅力的です。」とのこと。
グラス選びについて
寿司店におけるグラス選びについて、太田氏は以下のように語ってくださいました。
「シャンパーニュは少し膨らみのあるタイプが良い。フルートも爽快感を引き出す場面では活躍します。白はミネラル感を活かせるスリムな形状が理想的。赤はやはりブルゴーニュ型のピノ・ノワール用でしょうか。願わくば、カベルネ/メルロもあるといいと思います」
寿司-太田氏オススメのグラス
商品タイトル
品番:code-1234

シャンパーニュにおすすめ
華やかな香りを引き出す膨らみのある形状

 

商品タイトル
品番:code-1234

白ワインにおすすめ
酸とミネラルを鮮明に表現

商品タイトル
品番:code-1234
 

赤ワインにおすすめ
ブルゴーニュ型でピノ・ノワールに最適

 

商品タイトル
品番:code-1234

赤ワインにおすすめ
汎用性が高いオールドワールド・シラー

 

天ぷら:「衣とブリオッシュ香の共鳴」



天ぷらに合わせるなら、まず間違いなくシャンパーニュだと太田氏は即答します。
「熱々の天ぷらと、よく冷やしたシャルドネ主体のシャンパーニュ。この温度差が口の中で幸福感を一気に高めてくれるんです。衣の香ばしさとシャンパーニュのブリオッシュ香が重なる瞬間も最高ですね。」
野菜天ぷらにはソーヴィニヨン・ブランが好相性。「プイィフュメ、サンセールのようなクラシックなタイプは外せません。野菜のミネラル感とぴったりです。」さらに「軽やかなカベルネ・フランも面白い。冷涼産地のものならアルコール度数も控えめで爽やかですよ。」と続けます。
また、えびの天ぷらについては、塩だったらシャンパーニュ・白ワイン。天つゆだったらピノ・ノワールと出し分けるのもペアリング的には美しいとのこと。
 
グラス選びについて
シャンパーニュはボウル型でもフルートでもよいですが、季節やシーンで使い分けるとさらに良い。ソーヴィニヨン・ブランは小ぶりの白ワイングラス、カベルネ・フランは中型の赤ワイングラスがちょうどいいですね。」とのこと。
天ぷら-太田氏オススメのグラス
商品タイトル
品番:code-1234

シャンパーニュにおすすめ
衣の香ばしさと泡の調和を楽しむ

 

商品タイトル
品番:code-1234

白ワインにおすすめ
爽やかな酸味とハーブ感を引き出す

 

商品タイトル
品番:code-1234

赤ワインにおすすめ
赤ワインのニュアンスを繊細に表現

 

焼き鳥:「ロゼがあると理想的」



焼き鳥について太田氏はこう提案します。
「1本ごとにワインを変えるわけにもいかないので、ロゼがあるといいと思います。タレの旨みをしっかり受け止められる厚みとボディがあるマルサネ・ロゼがおすすめですね。塩味中心ならシャンパーニュ、タレには果実味豊かなロゼやピノ・ノワールが合います。」
 
グラス選びについて
さらにオペレーション面も踏まえたグラス選びのアドバイスも。
「焼き鳥店はカジュアルな雰囲気も多いので、小ぶりで万能なリースリンググラスを選べば幅広く使えます。ロゼにも白にも対応できるので便利ですよ。」
 
焼き鳥-太田氏オススメのグラス
商品タイトル
品番:code-1234

シャンパーニュ・白・軽めの赤におすすめ
汎用性の高い形状

 

商品タイトル
品番:code-1234

ロゼ・赤ワインにおすすめ
豊かな果実味を感じやすくする形状

 

まとめ

寿司・天ぷら・焼き鳥という和食を代表する3業態。それぞれに最適なワインとグラスは異なりますが、共通するのは「料理の繊細さを壊さず、香りと温度感を活かすこと」。
「万能な一本を求めるよりも、少数精鋭のグラスを揃えることが、和食店のワイン体験を広げる鍵になります。」と太田氏は結びました。

次回は「第2回 懐石・肉料理・中華・洋食編」。各業態における最適なワインとグラス選びをご紹介します。
 
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2025.00.00
タイトル
これはダミーテキストです。ブログ情報は実ページ上で挿入されます。
ライター名
2025.00.00
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この記事の著者
太田 賢一
太田 賢一
北海道札幌市出身。
2002年、札幌の名店「モリエール」にてキャリアをスタート。
2005年にオーストラリア・シドニーへ渡り語学を習得した後、2006年よりマンダリンオリエンタル東京「シグネチャー」に勤務。
2008年にはレストラン「タテルヨシノ」でソムリエとして経験を積み、2016年からはレストラン「エスキス」でシェフ・ソムリエを務める。
2023年に独立し、株式会社Somm-rizeを設立、CEOに就任。
ワインとホスピタリティビジネスの総合コンサルタントとして活動する傍ら、老舗メゾンのブランド・アンバサダーを務める。
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