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「ワインのような一杯を」BEAU PAYSAGE 岡本氏が語るフレーバーティーの新しい楽しみ方

「ワインのような一杯を」BEAU PAYSAGE 岡本氏が語るフレーバーティーの新しい楽しみ方

最終更新日 投稿
「テーブルの上でワインを飲んでいるような気分になれる。」
そんな一言から始まった、フレーバーティーの新しい楽しみ方。

茶葉に香りを加えた「フレーバーティー」は、いま多くの人々が日常の中で親しんでいる。今回は、そのフレーバーティーを「チェイサーとしてワインとともに味わう」というユニークなアプローチを提案する山梨県のワイナリーBEAU PAYSAGEの岡本 英史 (おかもと・えいし)氏にお話を伺った。

フレーバーティーで「ワインを飲んでいる気分になれる」という発見

インタビュアー(以下, Q): 本日はフレーバーティーの楽しみ方やレストランでの提供方法について、お話を伺いたいのですが、岡本さんから見たフレーバーティーの魅力とはどんなところにあるのでしょうか?

岡本氏: そうですね。魅力は多々あるのですが、一番は「テーブルの上でワインを飲んでいるような気分になれる」ところだと思います。

Q: なるほど……。今回フレーバーティーを「チェイサーとしてワインとともに味わう」というアプローチにたどり着く、きっかけは何だったのでしょうか?

岡本氏: もともとお酒を飲む時に水をチェイサーとして飲むのが苦手で……。水だとお酒の味や料理の味を切りすぎてしまうように感じていました。個人的には水や炭酸水を無理して飲んでいたんです。

一方、水出しのフレーバーティーを飲んだ時に、「ワインのような味わい」があって、これは良いなと思いました。

そこから今回、フレーバーティーを「ワインのチェイサーとして楽しむ」というアイデアが広がってきたんです。

芦屋の紅茶専門店でブレンドされる「ワインのようなお茶」

▲(写真) ブレンドの元になったワイン3種(各セット左側)とフレーバーティー3種 (各セット右側)

Q: 今回のフレーバーティーは、 兵庫県芦屋にある紅茶専門店Uf-fu(ウーフ)さん でブレンドされたとのことですが、そのきっかけは何でしょうか?

岡本氏: きっかけは、偶然Uf-fuさんのお茶を私が口にする機会があったことです。これまで飲んできた紅茶とは全然印象が違い、ワインのような後味があって驚いたんです。そこが最初のご縁となりました。その後、BEAU PAYSAGEのシャルドネにインスピレーションを受けたフレーバーティーを少量作ってもらう機会がありました。

Q:ワインにインスパイアされたフレーバーティーというのは、香りや味を決めていくのが難しかったのではないでしょうか?

岡本氏: 実は今回のブレンドに、私は一切タッチしていないのです。Uf-fu代表の大西泰宏氏にお任せしました。彼はアルコールが飲めないのですが、実際のBEAU PAYSAGEのワインを元に素晴らしいブレンドをしてくださいました。

▲(写真)今回ブレンドされた3種の茶葉 (左)ピノ・ノワールブレンド、(中央)ピノ・ブランブレンド、(右)シャルドネブレンド。写真は BEAU PAYSAGE公式インスタグラム より引用

グラスの形が「味や香り」を変える?

Q: フレーバーティーも、グラスの形によって、飲み手への味の伝わり方が変わるのでしょうか?

岡本氏: ワイン以上に変わると思います。ワインも紅茶も植物の組織を微生物によって発酵させた飲み物です。発酵を通してその香りや味わいは複雑になっていきます。ワインよりもお茶の方がさらに繊細な香りと味を持つので、グラスによる影響を受けやすいのではないでしょうか。

「職業を超えたチーム」としてフレーバーティー体験を

Q: レストランでワインのようにフレーバーティーを提供する際、温度や管理方法など注意点はありますでしょうか?

岡本氏: フレーバーティーはもっと「自由に」楽しんでいただけたらと思います。抽出時間や温度、水の種類によってちょっとずつ味は変化しますので、そのお店独自の個性を出していただくことができます。合わせる料理によって味わいを変えることができます。おすすめは水出しで15時間の抽出ですが、30分、1時間単位で調整していただいても構いません。そのお店の味を自由に抽出していただければと思います。

Q: レストラン関係者の皆さまに、お伝えしたいことはございますか?

岡本氏: レストランの皆さまは、最前線で直接お客様と接してくださっています。生産者だけでは見ることができないものを知っていると思いますので、それを共有しあって、お客様に喜んでもらえる体験を一緒に作っていけたらもっともっと面白いことができるのではと思っています。職業にこだわるのではなく「チーム」として取り組んでいけたらと思います。

フレーバーティーという一杯の飲み物が、ワインのチェイサー代わりにもなり、さらにお客様により喜んでいただける架け橋にもなる。そんな可能性を感じさせる岡本氏のお話であった。


取材=白水 健(リーデル・ジャパン)撮影・文=山賀 俊一(リーデル・ジャパン)

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2025.00.00
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岡本 英史
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